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2018年 4月 17日 (火)
糸賀一雄の言葉とある調べものをしていて、 とても感銘をうけたので記載します。 社会福祉の父とよばれる糸賀一雄の言葉です。 「誰と取り替えることもできない個性的な自己実現」 という言葉は、私にも力を与える響きです。 「この子らはどんな重い障害をもっていても、 だれと取り替えることもできない個性的な自己実現をしているものである。 人間と生まれて、その人なりに人間となっていくのである。 その自己実現こそが創造であり、生産である。 私たちの願いは、重症な障害をもったこの子たちも 立派な生産者であるということを、認め合える社会をつくろうということである。 『この子らに世の光を』あててやろうという 哀れみの政策を求めているのではなく、 この子らが自ら輝く素材そのものであるから、 いよいよ磨きをかけて輝かそうというのである。 『この子らを世の光に』である。 この子らが、生まれながらにしてもっている 人格発達の権利を徹底的に保障せねばならぬということなのである」 (「糸賀一雄著作集III」より) |