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2009年 11月 18日 (水)
寝たきりのとき
次男を妊娠したとき、
5ヶ月目から早産しそうになり、産んでいい頃まで寝たきりの生活だった私。 長男は3歳になったばかり。 子供の世話どころか、洗濯も掃除もごはんしたくも全部お世話になることに。 日中は長男を保育園にあずけ、まだふたりのおばあちゃんも仕事をしているときだったので、おばあちゃんたちに迎えに行ってもらって夕飯を食べさせてもらって、 パパはいつもコンビニの弁当を買ってきて夕飯をたべ、長男をお風呂に入れたり・・・。 私は少し動いただけですぐおなかが張るので人と話すのも疲れてしまいます。 いつもママべったりだった長男は、 WAZOO(CDショップ)を作るときに保育園に行かされて、 そのうちにママにだっこもおんぶも許されず、生活が激変。 やっとうちに来た大事な宝物(長男)の世話をすることもよろこばすこともできない私。 親として、やってやりたくてもやってやれないつらさをはじめて知りました。 努力すればなんでもかなう!っていうそれまでただ耳にしていたすきでもきらいでもなかった言葉が、この頃からすきじゃなくなりました。 寝たきりというのはほんとうにつらいものですね。 私には、数ヶ月でおわる、という期限がありましたが、 それでもつらかったです。 それでも、おばあちゃんたちや夫やいろんな人の協力で、 長男には特別にさみしかった記憶もない様子。 寝たきりだったときのある夏祭りの日。 「今年はお祭りにも(長男を)連れて行ってあげられないなあ〜。」 と、一人家で横になっていいお天気の空を窓越しに見ながら思っていました。 その日の夕方、 長男が保育園から帰ってきて、 いつもどおり保育園からのお便り帳を読むと、 いつも朝、泣いてパパから離れようとしない長男を毎日だっこして迎えてくれる担任の先生から、 いつもどおりその日の保育園のこととか長男の様子が書いてありました。 その日のそこには、 「今日は、しるべっとのお祭りに行ってきました。」 と、金魚やいろんなものをみたりカキ氷をたべたりしたことが書いてありました。 それを読んだとき、 このことはきっとずっとわすれない、と、思ったものでした。 *菓子司はせ川のHP、どうぞTOPからご覧下さい。 (左上の「はせ川菓子舗TOPへ」をクリックしてください。) *メールのあて先 TOPページの 「お問い合わせ」 よりお入りください |